開業や起業を目指す人にとって、一番頭を悩ませるのが「資金調達」だと思います。特に「運転資金」が足りなくなってしまうと、事業そのものが立ち行かなくなり、最悪の場合「倒産」もありえます。 そんな時に、自治体が行う「融資制度」を活用することで、「運転資金」を調達できる場合があります。特に「創業融資制度」は、過去の実績ではなく、「将来性」で審査されるので、創業直前、直後の方には心強い制度です。 ただし、「会社のお金を使い込んでしまって口座にまったく資金がない」という状態では融資は請けられません。目安として、法人であれば事業資金の1/3程度は自己資金がないと厳しいと言われています。つまり自己資金が100万円であれば、融資できるのは200万円まで、という目安です。 「運転資金」に余裕がないと、ビジネスもダイナミックに展開できませんので、こうした「融資制度」を使って「運転資金」に余裕をもっておくことも考えてみてはいかがでしょうか。