不動産という言葉を冷静に分析してみると、「不動」産という言葉が付いています。つまり、不動産会社が管理している物は動かざるものなのです。 車は運転すれば動かす事もできます。電車も同様です。しかし、不動産物件はどうあがいても動かせません。家は解体できるかもしれませんが、土地自体を動かすことはできません。不動産が扱う商品とは、そういうものなのです。 そのため、不動産は地域に居住している住民と仲良くせざるを得ないでしょう。どうしてもその土地に定住する事になるのですから、長く居住している住民が居れば地域の理解を求める必要もあります。 私の親戚は、少し前に店の改装工事をしています。その時、土地の問題で色々有ったようです。近所のマンションを管理している不動産会社と複雑な交渉があったらしいのです。親戚はそこから動くつもりはありませんし、不動産会社もマンションを動かせません。 生物学的に言う「縄張り」ではありませんが、やはりそのような問題は不滅のテーマなのかもしれませんね。 中野区 不動産 中野区住み替え支援事業協力不動産店 « 中野区公式ホームページ