実は今から二十年近くも前に、私の父親は健康診断の結果、慢性リンパ性白血病に冒されていることが判明しました。私にとっては初めて耳にした病名ではありましたが、「白血病」という部分だけは分かりました。
白血病は血液のガンと言われています。父もとうとうガンに冒されてしまい、大変なことになってしまったと感じました。しかし父の場合、確かに白血病ではありましたが、急性ではなく慢性でしたし、それほどタチの悪いものでもなく、おまけに早期発見だったこともあり、差し当たって命に別状はありませんでした。
結局、父は今も元気です。父の白血病は、ちょうど休火山のような状態なのです。ですからもしも、病気がこのまま大人しくしてくれるなら、まだまだ長生きできるかも知れません。しかし、いつ噴火するか分からないので、やはり心配です。