私が中高校生の頃、システムオーディオと言えば、黒い、でかい、スピーカーはもっとでかい、
という商品が主流だったような気がします。
あの大きさに憧れて、いつかは自分の部屋にガツンと置いてやるんだと妄想したものです。
しかし、最近のシステムオーディオを見ると、これが結構小さいのです。
大きい物もあることにはありますが、昔と比べるとあまり見かけません。
小さいからと言って、音質が悪いとはこれっぽっちも思いませんが、
どうも昔の印象が強く残っていて、大きい=いい音と考えてしまう所があるのです。
大鑑巨砲主義ではないけれど、見た目の圧倒的な存在感を感じつつ、
そこから流れてくる、細かいブレスまで聞き分けられるほどの繊細かつ、表現力のある響きに聞き惚れる。
そんな情景に憧れてしまうのです。
しかし正直に言いますと、部屋の大きさの関係で、大きなオーディオなんて置くことなんてできません。
今までオーディオへつぎ込んだお金で、安いマンションでも買っておけば良かったと思う今日この頃です。
中古 オーディオ
泣く子と地頭には勝てぬ