■いいえ、その方がいいのです
「いいえ、その方がいいのです」 と、房枝はニーナの好意を謝したが、そのとき気がついて、「あーら、このいい香は、なんでしょ。あら、バラの匂だわ。まあ、これは大したバラ畠ですわね」 房枝は、とつぜん目の前にひらけた一面のバラの園に、気をうばわれた。 ところがニーナは、そのすばらしいバラの園を、なぜか自慢しなかった。そして、房枝の腕をとると、前へ押しやるようにして、そのところを通りぬけた。 房枝は、ニーナの心を、はかりかねた。「ニーナさんは、バラの花が、おきらい」「えっ」 と、ニーナは、妙に口ごもり、そしてあわてて首をふった。「わたくし、きらいではありませんけれど、好きでもありません」 と、わけのわからないことをいった。 そのとき、房枝のあたまに、ふと浮かんだことがあった。それは何であったろうか。 外でもない。バラオバラコという怪しい名前のことだ、あの脅迫状に託してあった。
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■カラコンのお洒落は人種を問わない時代です
ひと昔前まで、カラコンといえばギャルから始まったお洒落アイテムというイメージがありました。
今ではゆるカジ系、原宿系、ロック系、山ガール系など、あらゆるファッションベースのなかで、カラコンを上手に取り入れているように思います。
最近、驚くというよりも不可思議な感覚をおぼえたことがあります。
私は今まで、カラコンとは瞳の色を変えて、いわば外国人風の目元を表現するものだと思っていました。
でも、海外セレブ系の雑誌を読んでいたら、メイク方法のページに、なんとカラコンを装着するというものがありました。
もともと瞳の色がブルーやグレーで美しいですが、黒や茶色に変えて、お洒落を楽しむという感じです。
アジアンビューティーに注目している海外の人が、黒髪に黒い瞳を演出したいケースがあるのですね。
今や、カラコンは人種を問わず愛されるアイテムなのだと思いました。
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■タイは風俗天国です
私は仕事でタイの首都バンコクに７年住んでいました。
いろいろな日本人と会いましたが、男性はほとんどが風俗を
体験するのではないでしょうか。
バンコクのタニヤ通りは有名な歓楽街です。スナックなどが
立ち並び、日本人の男性なら誰でも「社長さん」と声をかけられます。
日系企業では、日本から出張に来る人の接待の１つに風俗に連れて行く
こともあります。そのため、駐在員の人も信頼できるお店を
知っておく必要があるといって、風俗通いをしている人もいます。
値段も日本に比べると格段に安いので、観光客も風俗目当てに
タイを訪れる人もいるくらいです。
また、スナックの女性を託っている駐在員も多く、休日は日本人男性と
風俗の仕事をしていると思われる女性が並んで歩いている姿を
よく見かけます。
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