■詞が過ぐる
かえで ああ、これ、一旦こうと言い出したら、あくまでも言い募るが姉さまの気質、逆ろうては悪い。いさかいはもう止してくだされ。春彦 その気質を知ればこそ、日ごろ堪忍していれど、あまりと言えば詞が過ぐる。女房の縁につながりて、姉と立つればつけ上り、ややもすればわれを軽しむる面憎さ。仕儀によっては姉とは言わさぬ。かつら おお、姉と言われずとも大事ござらぬ。職人風情を妹婿に持ったとて、姉の見得にも手柄にもなるまい。春彦 まだ言うか。(春彦はまたつめ寄るを、楓は心配して制す。この時、細工場の簾のうちにて、父の声。)夜叉王 ええ、騒がしい。鎮まらぬか。(これを聴きて春彦は控える。楓は起って蒲簾をまけば、伊豆の夜叉王、五十余歳、烏帽子、筒袖、小袴にて、鑿と槌とを持ち、木彫の仮面を打っている。膝のあたりには木の屑など取り散らしたり。)春彦 由なきことを言い募って、細工のおさまたげをも省みぬ不調法、なにとぞ御料簡くださりませ。かえで これもわたしが姉様に、意見がましいことなど言うたが基。姉様も春彦どのも必ず叱って下さりまするな。夜叉王 おお、なんで叱ろう、叱りはせぬ。姉妹の喧嘩はままあることじゃ。珍らしゅうもあるまい。時に今日ももう暮るるぞ。秋のゆう風が身にしみるわ。そちたちは奥へ行って夕飯の支度、燈火の用意でもせい。二人 あい。(桂と楓は起って奥に入る。)
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■職人風情とさも卑しい者のように言われたが
春彦 桂どの。職人風情とさも卑しい者のように言われたが、職人あまたあるなかにも、面作師といえば、世に恥かしからぬ職であろうぞ。あらためて申すに及ばねど、わが日本開闢以来、はじめて舞楽のおもてを刻まれたは、もったいなくも聖徳太子、つづいて藤原淡海公、弘法大師、倉部の春日、この人々より伝えて今に至る、由緒正しき職人とは知られぬか。かつら それは職が尊いのでない。聖徳太子や淡海公という、その人々が尊いのじゃ。かの人々も生業に、面作りはなされまいが……。春彦 生業にしては卑しいか。さりとは異なことを聞くものじゃの。この春彦が明日にもあれ、稀代の面をつくり出して、天下一の名を取っても、お身は職人風情と侮るか。かつら 言んでもないこと、天下一でも職人は職人じゃ、殿上人や弓取りとは一つになるまい。春彦 殿上人や弓取りがそれほどに尊いか。職人がそれほどに卑しいか。かつら はて、くどい。知れたことじゃに……。(桂は顔をそむけて取り合わず。春彦、むっとして詰めよるを、楓はあわてて押し隔てる。)税理士 神戸 雉も鳴かずば撃たれまい
■オーディオ好きは他の趣味も重なる?
この前オーディオショップで始めて会った人と意気投合してしまい何時間も話こんでしまいましたよ。なんだが、こんな経験は始めて。で、気づいたのがオーディオファンの人って高確率で車やバイク、カメラ好きの人が多いんですよね。私もオーディオ好きであり、バイク大好き人間なんですよ。 で、ショップで会った人もバイク好きということで非常に面白い時間を過ごしました。まぁ、男の趣味といったら共通しやすいってのもあるけどね。で、会ったには無類のジョーダンワッツのSP好きの方で、自分でエンクロージャを作りいろいろ変化を楽しんでいるのだとか。あのメーカーって本当に面白い物ばっか出してましたよね。陶器のスピーカーとかあれには驚いたなぁ。外見は酒瓶みたいで笑っちゃったけど。遊び心なのか本当に音の狙いなのかは不明だけどああいうのもいいもんだよね
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